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ドル円ターゲット突破!

  • 執筆者の写真: FX-KAIDO
    FX-KAIDO
  • 2020年6月7日
  • 読了時間: 6分

更新日:2020年6月8日


ドル円 USD/JPY 1時間足 チャート
ドル円 USD/JPY 1時間足 チャート


先週のドル円は上昇一辺倒でした。


先週の始値が107円後半だったので、一週間で200pipsの上昇を見せたことになります。


ドル円 USD/JPY 週足 チャート
ドル円 USD/JPY 週足 チャート


先週の陽線を見ると、上昇の勢いが強かったことがよくわかりますね。


ちなみにこの週足をサイクルでカウントすると今12本目です。


週足(プライマリー)サイクルはだいたい18本でワンサイクルなので、あと6週分残っていることになります。


プライマリーサイクル的にはまだ上昇の余地を感じさせます。


仮にコロナ相場の急落前の高値を超えてくるとすると、20本前後でライトトランスレーションを完成させることになります。


少し大きなサイクルで、スイングトレーダー用のカウントにはなりますが、頭には入れておきましょうね(^^♪

ドル円 USD/JPY 5分足 チャート
ドル円 USD/JPY 5分足 チャート

話が前後してしまって申し訳ないですが、5分足を見ておきましょう。


先週は重要なレジスタンスを上方ブレイクして、大きな押し目を作ることなく上昇していきました。


前回記事では押しを拾ってロング!と書いたので、ロングで利益をとれた人も多かったのではないでしょうか!?


利確できた人、おめでとうございます!!


ちょっとわかりやすい相場でしたね(^^♪


ちなみに、前回記事に載せていた画像はコチラ。


ドル円 USD/JPY 4時間足 ターゲット チャート
ドル円 USD/JPY 4時間足 ターゲット チャート

結果的にはロールリバーサルを踏み台にすることもなく上昇していっています。


ターゲットは109円前半と書きましたが、これも超えていきました。


このターゲットは、5分足で見ると一旦高止まっている水準なので、意識はされています。


ここを更にブレイクしていったタイミングは、雇用統計でした。


毎月月初にある米国雇用統計の発表時には大きく価格が動くことがあります。



ただ、雇用統計の数字を根拠にトレードするのは、テクニカルトレーダーとしてはオススメできません


その理由を簡単に説明してから次に進みましょう!



『織り込み済み』っていう言葉、聞いたことありますよね?


これ、ファンダメンタルの情報(雇用統計の数字や要人の発言など)によって、価格が動かないときに使われるアナリストにとって非常に便利な言葉です。


数字や発言の内容的にはけっこうインパクトがあれば、通常、価格が大きく動いて当たり前なんですけど、その発表前から内容を価格が織り込んで動いてしまっていたので、発表時には大して価格が動かないという現象です。


そういうときは、『市場はこの発表を織り込み済みだったため』価格は動かなかったという説明がされます。

逆に、大した数字でなくても価格が大きく動けば『サプライズ』とか『嫌気して』とか『好感がもたれて』とか言われます。


結局、この説明は全て後付けで、それっぽい説明をしているだけなので、これを根拠にトレードすることはできません。


というのがテクニカルトレーダーの考え方です。


で、重要指標の発表とか要人の発言をテクニカルトレーダーはどう捉えるべきかというと、『動きが早まる』と捉えるべきです。


つまり、通常のサイクルが早まったり、レジスタンスのブレイクが早まったり、サポートへの到達が早まったり・・・。

通常なら1日かけて動くところを1時間で動いてしまうというような考え方です。


実際、雇用統計の発表の時をリアルタイムで見てみると、上下に大きく振れてどちらかにブレイクしたり、大きく上昇したかと思えば全戻ししたり、これをその日のうちにこなしてしまいます。


そう考えると、テクニカル的な判断を早めることに心血を注ぐべきで、指標の良し悪しを気にするべきでないので、例えばTwitterで速報を待つ必要なんてないということになりますね!


とにかく、値動きに集中することです。



先週金曜の雇用統計の発表は、出だしは実にゆっくりでした。


価格的にターゲットに到達していたので、叩かれてもおかしくなかった水準でしたが、大きく下げることもなく初動で上げていくこともありませんでした。


そこでなにが起きていたかは、リアルタイムで細かな値動きを観察していた人ならわかると思います。


節目をブレイクするときの動きを、前回のポンド円の記事で書いたので、是非読んでみてくださいね!


この説明はサイクルの話とはちょっと離れてしまうんですが、とても大切なところです。


レジスタンスで叩かれず、じわじわと売りを食っていくような動き。これが雇用統計の時には現れていました。


ちょっとレベルの高いお話です(;^_^A



さてさて、ここまで大きく上げてきたドル円のサイクルを見てみましょう!


ドル円 USD/JPY 4時間足 サイクル チャート
ドル円 USD/JPY 4時間足 サイクル チャート

前回の記事でも書きましたが、今のサイクルの起点をボトム②としてカウントしていきます。


前回サイクルはボトム②を終点としても、その手前のボトムを終点としても構いません。

ボトム②を終点とする場合は、99本。

その手前のボトムを終点とする場合は69本です。


黒い四角で囲われた部分をノーカウントとする考え方は以前の記事でも書きましたので、是非そちらも読んでおいてくださいね(^^♪


簡単に書いておくと、波を描いている相場をカウントしてボトム⇒天井⇒ボトムを割り出すのがサイクル理論なので、レンジが続いた場合は、サイクルと捉えるのは無理があるよね!という話です。


このレンジをサイクルに加えても構わないですが、オーブの範囲に収まると考えるのはちょっと都合がよすぎます(;^_^A


あくまでも相場に合わせて柔軟に考えていきましょう!


で、今のサイクルはちょうど半分が過ぎたあたりです。


この上昇がいつまで続くのか気になるところだと思いますが、今の値位置を天井としてしまうと、ボトムまで時間があるので結構下げちゃいます。


これは今のモメンタムを考えるとちょっと無理があるので、もう少し上昇基調が続くと考えるのが自然です。


もう少し上昇が続いて、ライトトランスレーションを完成させるプランですね!


ということで、まだ押しを拾ってロングしていきましょう!


ドル円 USD/JPY 4時間足 日足 チャート
ドル円 USD/JPY 4時間足 日足 チャート

メジャーサイクルは現在22日目。


これはきれいなサイクルを形成しています。

はっきりとしたボトムから上昇のライトトランスレーションになりそうですね!


ターゲットは先週到達し損ねた110円のラインがひとまず狙われるでしょう。


そこまではショートタームでの押しを拾っていく戦略で行きましょう!


ただ、ターゲット付近では売りが強まる可能性もありますので、安心しきっていつまでも保有しすぎないように、あくまでも利確が正義であることを忘れずに!



まとめると、、、


先週かなり強い上昇を見せたドル円は、まだ上昇のモメンタムを維持していると考えましょう!


押しが入ることもありますが、まだ買える相場です!


4Hサイクルもメジャーサイクルもライトトランスレーションになることはほぼ確実です。


ターゲットは先週到達できなかった110円の大台ですね!


そこに到達した後は、視覚的にもはっきりと認識できるレジスタンスがありますので、深追いしないように気を付けましょう!


掲載された情報に基づいてなされた判断により発生したいかなる損失・損害については一切責任を負いません。

ご自身で投資のご判断を行いますようお願いいたします。



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