ポンド円のサイクル相場分析 GBP/JPY
- FX-KAIDO
- 2020年4月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年5月4日
今回は、サイクル理論の有効的な使い方について、
ポンド円の相場分析を行いながら解説していきます。
ポンド円の4時間足チャートになります。
縦の赤いラインの間で、ローソク足が80本あります。
4時間足サイクルは一般的には60本~80本で1サイクルと考えられています。
ショートが有利に見えますが、その後少し下落したものの、安値を切り上げて高値更新しているのが現状です。
ですので、135.342から135.741の間でショートを狙っていきたい所です。
ロングは天井の雰囲気なのでおすすめしません。
サイクルは80%で起こりますが、それのみを頼りにして長期目線でショートすると、
結構苦しいトレードになる事は想像できます。
では、サイクル理論はどのように活用すれば良いでしょうか?
下記に有効的な使い方を記載します。
参考にしていただければ幸いです。
・上位足を確認する
4時間足では絶好のショート場面に見えますが、
日足ではまだ赤いラインの間は13本しかありません。
日足のサイクルは一般的に35本~45本なので、まだまだサイクルが終わったような段階ではなく、ロングが強い環境である事が認識できます。
サイクルに限らず、MA、レジサポ等全てにおいて上位足の大きな流れが強いです。
なので、まずは週足や日足で環境認識を行った後、4時間足や1時間足を見るという
順番で相場を見ます。すると、ショートは見送りかやっても普段の半分以下のロットでひとまず様子を見る等、戦略の幅が広がります。
・サイクル理論のみでトレードを考えない
サイクル理論は、大きな流れの環境認識に役立つものだと思います。
ですので、それを見極めた上でMA、レジサポゾーン、ボリンジャーバンド等
普段トレードしている根拠と組み合わせて使う事が大事です。
・見送りの判断に使う
エントリーのタイミングを上位足で測る場合、周期がなかなかこない事もあるので、
見送りの判断に使う事も非常に有効です。
例えば赤いラインの状況の場合、そろそろ一度天井になる可能性があるので、
ロングはまず考えません。
MAが機能していると感じられる所で短期的なショートはありかなと思いますが、
レンジにもなっているので、この場合は長期的な狙いはほぼ見送って、
レンジブレイク後の動きを見てからエントリーを考えます。
もしエントリーするとしても、デイトレぐらいにとどめておいた方が無難です。
・最後に
サイクル理論の有効的な使い方についてまとめてみました。
80%という数字に惑わされる事なく、あらゆる角度からトータル的な
判断材料の1つとして知っておく事は、戦略としては非常に有効だと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
掲載された情報に基づいてなされた判断により発生したいかなる損失・損害については一切責任を負いません。
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