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戻り売り要注意!ポンド円は反転の可能性もあり!

  • 執筆者の写真: FX-KAIDO
    FX-KAIDO
  • 2020年5月19日
  • 読了時間: 4分

更新日:2020年5月20日

先週のポンド円はサポートに入ってきているものの、4Hサイクルでレフトトランスレーションを形成し、戻りを売っていきたい相場になっていました。


その見立て通り、先週は下落を継続した動きになっていたのですが、今週が明けて昨日月曜日の動きは少し強めの上昇の動きとなりました。


では、早速4時間足チャートから見てみましょう!


GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート
GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート

パッと見ただけでわかるダウントレンドなので、戻りを売りたくなるチャートですね!



GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート
GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート


トレンドラインを引いてみても、ダウントレンドラインに抑えられて、まさに今そこに到達しているので、どうしてもやっぱり売りたくなります。


ただ、直近の上昇のモメンタムが強いので、ここはラインを過信して売るのはちょっと待って冷静にもう一度考えてみた方が良いですね♪






GBP/JPY ポンド円 5分足チャート
GBP/JPY ポンド円 5分足チャート


これは5分足です。

昨日は一日で140pipsを超える上昇でした。

ポンド円としては珍しくないですが、最近のボラティリティを考えると、強い動きですし、ほとんど押しを作らずに高止まりしているのも気になります・・・。



ここにサイクルを当てはめて見てみます!


GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート
GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート


4Hサイクルです。

4Hサイクルは、60~80本でワンサイクルなので、今は49本目ということでまだダウンサイクルの途中です。


ここから下落していくと、ちょうどレフトトランスレーションのダウンサイクルが完成するところなので、安値更新の可能性は十分あります。


ただ、何度も言いますが、直近の上昇が強いので、ここから下落していくと見るのはちょっと都合がよすぎる感じがします。


では、ダウントレンドに戻っていくとしたら(戻り売りを狙うとしたら)、どのあたりの水準が考えられるでしょうか。


次の画像を見てください。


GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート
GBP/JPY ポンド円 4時間足チャート


さっきの画像に、黄色いラインとABCDを加えてみました。

これは、戻りや押しを測るときによく使われるAB=CDパターンの応用なんですが、直近のABの戻しと同じくらい戻したところで売られやすいという見方ができます。


なので、AB=CDとなるポイント(黄色い四角を描いたところ)あたりが、直近の上昇の強さも考慮したうえで戻り売りを考えていくことができる、リアルな売り場として、有力な候補になります!


で、Dのポイント辺りから売られるとすると、既に49本経過しているサイクルとしては、Cの安値を更新する前にワンサイクルが終わってしまいます(・・;)


こうなってくると、新たにサイクルのカウントを再開させる必要が出てきて、ここから上昇への転換が始まる可能性を考えなくちゃいけません。




もう一つ、気になるのは日足です。



GBP/JPY ポンド円 日足チャート
GBP/JPY ポンド円 日足チャート


日足のメジャーサイクルは、35~45日でワンサイクルを形成します。

今は46日目なので、すでにワンサイクル終了の時期に来ています。


つまり、一旦は上昇の可能性が十分考えられるということです。

ただ、前回サイクルの高値を超えられずにレフトトランスレーションで先週金曜につけた安値を更新することも十分考えられます。


これを4Hサイクルのシナリオと併せて考えると、ダウンサイクルが継続するなら、先週金曜の安値を更新することを見越してショートするシナリオになります。


逆に、このまま上昇が続くと、メジャーサイクルの波に引っ張られて上昇していくことになります。


まとめると...

  • まだ4Hサイクルはダウンサイクル継続なので、ショート狙いで良い。

  • でも、直近の上昇が強いからすぐにショートじゃなくて、上昇の勢いが一服するポイントまで待った方が〇。

  • 上昇のいきおいが止まらなければ、メジャーサイクルの上昇も視野にロングを狙える。

という感じですね!!



多くの勝てない人に見られる傾向として、一つの手法にこだわってしまうということがあります。


トレンドラインだけとか、移動平均だけとか、ボリンジャーバンドだけとか、雲だけとか・・・


正直、それだけで勝てるほどFXは甘くありません(-_-;


FXで勝つためには、仕掛けの根拠が重なるポイントを探っていく必要があるので、今回の分析でもトレンドラインとサイクルの重なるところに、AB=CDパターンの応用も加えています。


この中でも、値動きの波を捉えるのに活躍してくれるのが、サイクル理論です。



仕掛けのポイントを探ろうと思ったら、値動きの波は絶対に見れないといけませんから(;^_^A


是非、みなさんもサイクル理論を使いこなして、値動きの波を捉えられるようになってくださいね!



掲載された情報に基づいてなされた判断により発生したいかなる損失・損害については一切責任を負いません。

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